JDBC 4.0では、SQLのXML型の情報はjava.sql.SQLXMLに対応付けられます。しかしながら、Derbyでは、XML型はSQLの層でのみ実現されています。JDBCの側ではXML型や演算子は実現されていません。
Derbyでは、java.sql.SQLXMLオブジェクトのインスタンスを生成できません。またXMLの値を直接バインドしたり、結果セットから直接XMLの値を取得することもできません。XMLの値をバインドしたり取得する為には、SQLの問合せ文にてXMLPARSEやXMLSERIALIZE等のXML演算子を明示的に記述して、XMLの情報をJavaの文字列として扱う必要があります。
加えてDerbyでは、XML型についてJDBCメタデータの機能は実現されていません。