java.sql.SQLXMLインターフェイス

JDBC 4.0では、SQLのXML型の情報はjava.sql.SQLXMLに対応付けられます。しかしながら、Derbyでは、XML型はSQLの層でのみ実現されています。JDBCの側ではXML型や演算子は実現されていません。

Derbyでは、java.sql.SQLXMLオブジェクトのインスタンスを生成できません。またXMLの値を直接バインドしたり、結果セットから直接XMLの値を取得することもできません。XMLの値をバインドしたり取得する為には、SQLの問合せ文にてXMLPARSEやXMLSERIALIZE等のXML演算子を明示的に記述して、XMLの情報をJavaの文字列として扱う必要があります。

加えてDerbyでは、XML型についてJDBCメタデータの機能は実現されていません。

関連概念
java.sqlにある、JDBCの主なクラス、 インターフェイス、メソッド
関連資料
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java.sql.DriverManager.getConnection メソッド
java.sql.Connection インターフェイス
java.sql.DatabaseMetaData インターフェイス
java.sql.Statementインターフェイス
java.sql.CallableStatement インターフェイス
java.sql.SQLException クラス
java.sql.PreparedStatementインターフェイス
java.sql.ResultSet インターフェイス
java.sql.ResultSetMetaData インターフェイス
java.sql.SQLWarning クラス
SQL型とjava.sql.Typesの対応
JDBC 2.0 の機能
java.sql.Connection インターフェイス: JDBC 2.0で利用可能なメソッド
java.sql.DatabaseMetaData インターフェイス: 利用可能なJDBC 2.0のメソッド
java.sql.PreparedStatementインターフェイス: JDBC2.0で提供されるメソッド
java.sql.ResultSet
java.sql.ResultSetMetaData インターフェイス: JDBC 2.0で利用可能なメソッド
java.sql.Statement インターフェイス: 利用可能なJDBC 2.0のメソッド