式にて行われる数値型の項目

式にて整数型が使われると、Derbyは結果の型を少なくともINTEGERにまで昇格します。式にて整数型と非整数型が混在して使われると、Derbyは式の結果を式中の最も高い型に昇格します。式にて行われる型の昇格にて、式中のデータ型の昇格を説明します。
表 1. 式にて行われる型の昇格
式における最も大きな型 式の結果型
DOUBLE PRECISION DOUBLE PRECISION
REAL DOUBLE PRECISION
DECIMAL DECIMAL
BIGINT BIGINT
INTEGER INTEGER
SMALLINT INTEGER
例:
-- 倍精度浮動小数点数を返します。
VALUES 1 + 1.0e0
-- 小数の数を返します。
VALUES 1 + 1.0
-- 整数を返します。
VALUES CAST (1 AS INT) + CAST (1 AS INT)
関連概念
数値型の概要
関連資料
数値を異なる数値型の列に記録する
小数を計算するときの目盛り