dataEncryption=true属性

機能

新規作成するデータベースおよび、暗号化されていない既存のデータベースの、暗号化の指定を行います。暗号化の詳細については、Derby ディベロッパーズ ガイドの「ディスク上のデータベースを暗号化する」を参照してください。

ほかの属性との組み合わせ

dataEncryption属性は、bootPassword=keyあるいはnewEncryptionKey=key属性と組み合わせて利用しなくてはなりません。 それから、encryptionProvider=providerNameencryptionAlgorithm=algorithmも指定可能です。

既存の認証とSQL認証が両方有効になっているデータベースに暗号化を施すことができるのは、データベース所有者だけです。より詳細な情報はDerby ディベロッパーズ ガイドの、「ユーザ認証を有効にする」と「SQL標準認証モードを設定する」を参照してください。

 -- 新規のデータベースを暗号化する。
jdbc:derby:encryptedDB;create=true;dataEncryption=true;
    bootPassword=cLo4u922sc23aPe
 -- 既存の暗号化されていないデータベースを暗号化する。
   jdbc:derby:salesdb;dataEncryption=true;bootPassword=cLo4u922sc23aPe