TableExpression

表式により表、ビューあるいは関数を、FROM 節にて指定します。これより選択式にて結果が選択されます。

列を限定するために、相関名を表式に適用することができます。 相関名が与えられない場合、表名が列名を限定します。 もし表に相関名が与えられた場合、表名により列を限定することはできず、列名を相関名で限定しなければなりません。

FROM節にある項目は、同じ名前の相関名を持つことができません。また相関名はFROM節にある表の限定されない名前と同じ名前であってはなりません。

さらにAS節を使って表の列に名前を与えることができます。これは以下の状況で便利です。
  • VALUES式表副問合せで使われている場合、VALUES式の列に名前を与える方法は、他には無いです。
  • 列名が他の表の列名と同じ場合、別の名前を与えることで限定の必要がなくなります。

Fromの項目にある表副問合せの問合せには、複数列を置くことができ、複数行を返すことができます。表副問合せを参照してください。

ユーザが最適化のため何を指定できるかについては、Derbyのチューニングを参照してください。

構文

{
表やビューあるいは関数式 | 結合式
}


-- 結合式から選択できます。
SELECT E.EMPNO, E.LASTNAME, M.EMPNO, M.LASTNAME
 FROM EMPLOYEE E LEFT OUTER JOIN
   	DEPARTMENT INNER JOIN EMPLOYEE M 
  ON MGRNO = M.EMPNO
  ON E.WORKDEPT = DEPTNO
関連概念
動的パラメータ
関連資料
選択式
VALUES式
式に関する優先順位
真偽式