INTEGER関数

INTEGER関数は、数、文字列、日付、時刻を表す整数を定整数の書式を返します。

構文

INT[EGER] (数式 | 文字列式 ) 
数式
組込みの数値データ型を返す式です。 もし引数が数式であれば、その式が大きな整数の列や変数へと代入された時と同じ数が返ります。 もし引数が整数の範囲に収まらないなら、エラーとなります。また、引数の小数部は切り捨てられます。
文字列式
文字定数の最大長より短い文字列長の文字列を返す式です。 引数から前後の空白文字を取り除いた残りは、SQLの定整数書式に沿っていなければなりません。 この文字列は長い文字列であってはなりません。 もし引数が文字列であれば、その式が大きな整数の列や変数に代入されたときと同じ数が返ります。

関数の結果は大きな整数です。引数にnullをとることができる場合、結果がnullとなることがあり、引数がnullなら返り値はnullです。

EMPLOYEE表から給与(SALARY)を教育レベル(EDLEVEL)で除した数の一覧を選択します。この除算にて小数は切り捨てられます。この一覧には計算の元となる値や社員番号(EMPNO)が含まれます。この一覧は計算結果の降順となっています。:
SELECT INTEGER (SALARY / EDLEVEL), SALARY, EDLEVEL, EMPNO
FROM EMPLOYEE
ORDER BY 1 DESC