BLOBデータ型

BLOB(バイナリラージオブジェクト)は、最大2,147,483,647文字からなる可変長のバイナリ列です。他のバイナリの型と同様にBLOBの列には関連づくコードページがありません。さらにBLOBの列は文字の情報を持ちません。

BLOBの長さはバイトで指定します。また長さには、1024、1024*1024、1024*1024*1024を表す、K、MやGのうち何れかのサフィックスを指定することが可能です。

注: BLOBに対してLengthはバイト数で指定されます。

構文


{ BLOB | BINARY LARGE OBJECT } [ ( length [{K |M |G }] ) ]

既定の設定

既定でBLOBの長さは2GB(2,147,483,647)です。

コンパイル時の対応するJavaの型

java.sql.Blob

JDBCのメタデータ型

BLOB

格納された情報を扱うためBLOBのハンドルを取得するには、java.sql.ResultSetgetBlobメソッドを使います。

関連する情報

java.sql.Blobインターフェイスとjava.sql.Clobインターフェイスの対応も参照してください。

create table pictures(name varchar(32) not null primary key, pic blob(16M));

--あらゆるロゴの画像を見つける。
select length(pic), name from pictures where name like '%logo%';
--重複した画像を見つける(blobの比較)
select a.name as double_one, b.name as double_two
from pictures as a, pictures as b
where a.name < b.name
and a.pic = b.pic
order by 1,2;