Derbyをインストールするには、
最初にDerbyのzipあるいはtarによる書庫ファイルを、DerbyのWebサイトからダウンロードする必要があります。
Webブラウザでhttp://db.apache.org/derby/derby_downloads.htmlを開いてください。
このURLのページには、最新および以前に公式にリリースされたDerbyの配布物へのリンクが幾つかあります。これらの配布物には、ソースコードやバイナリが含まれています。
このページにはhttp://db.apache.org/derby/dev/derby_source.htmlへのリンクがあります。リンク先の文書を読むと、ソースコード管理ツールからDerbyの幹や枝にあるソースコードを取得するためには、Subversionをどのように使えばいいのかわかるでしょう。
配布物は以下のようになっています。
- binという配布物には、スクリプト、デモプログラム、文書が含まれています。これらを省いてjarファイルのみを提供するlibという配布物が用意されています。
- libという配布物には、配置用に最適化されたフットプリントが小さなjarファイルが含まれています。
- lib-debugという配布物には、デバッグや発見した問題を報告するときに便利な、フットプリントの大きなjarファイルが含まれています。
- srcという配布物には、bin, lib, and lib-debugの配布物が作られたソースコードが含まれています。
このガイドはあなたのダウンロードした配布物がbinであると仮定しています。
ダウンロードしたものを解凍してください。解凍してできたインストール物には、以下のサブディレクトリが含まれています。
- demoというサブディレクトリには、デモプログラムがあります。
- binというサブディレクトリには、各種ユーティリティ的なツールを実行したり環境設定を行うスクリプトがあります。
- javadocというサブディレクトリには、apiを説明する文書があります。これはソースコード中のコメントから作られたものです。
- docsというサブディレクトリには、Derbyの文書があります。
- libというサブディレクトリには、Derbyのjarファイルがあります。
- testというサブディレクトリには、Derbyが劣化なく動作するか確かめるための、試験プログラムがあります.
- frameworksというサブディレクトリには、各種ユーティリティ的なツールを実行したり環境設定を行うスクリプトが置かれています。これは歴史的なもので、このリリースでは後方互換性のために提供されています。改善されたスクリプトがbin ディレクトリにあるので、今後のリリースのことを考えるとこのディレクトリにあるスクリプトはお勧めできません。