RENAME COLUMN 文

RENAME COLUMN 文で表にある列の名前を変更できます。

RENAME COLUMN文により全てのスキーマにある既存表の既存列の名前を変更できます。(SYSのスキーマを除きます。)

列の名前を変えることができるのは、データベースの所有者あるいは表の所有者のみです。

表への他の定義変更は可能です。詳細は、ALTER TABLE 文を参照してください。

構文

RENAME COLUMN 表名.単純列名 TO 単純列名

employeeという表にあるmanagerという列の名前を supervisorに変更するには次のようにします。
RENAME COLUMN EMPLOYEE.MANAGER TO SUPERVISOR
ALTER TABLEとRENAME COLUMNを使って、列のデータ型を変更できます。 tという表にあるc1という列のデータ型をNEWTYPEに変更するためには、次のようにします。

    ALTER TABLE t ADD COLUMN c1_newtype NEWTYPE
    UPDATE t SET c1_newtype = c1
    ALTER TABLE t DROP COLUMN c1
    RENAME COLUMN t.c1_newtype TO c1

利用上の留意点

Note: 列を参照するビューやトリガ、チェック制約、外部キー制約がある場合、列名の変更は失敗します。
Note: 名称を変更する列を参照する、開いたカーソルがある場合、RENAME COLUMN文は実行できません。
Note: 列への索引があっても、列の名前は変更できます。索引は更新されて、変更後の列名で参照するようになります。
Related reference
RENAME INDEX 文
RENAME TABLE 文