SYSCS_UTIL.SYSCS_GET_USER_ACCESS システム関数

SYSCS_UTIL.SYSCS_GET_USER_ACCESS関数は、指定したユーザの接続におけるアクセス権限を返します。

ユーザーの権限が明示的に指定されない場合、既定の接続モードがユーザーのアクセス権限となります。既定の接続モードはderby.database.defaultConnectionMode属性により設定されます。より詳細な情報については、Derbyのチューニングの「Derbyの属性」を参照してください。

構文

SYSCS_UTIL.SYSCS_GET_USER_ACCESS (USERNAME VARCHAR(128)) RETURNS VARCHAR(128)
USERNAME
DerbyデータベースのユーザーIDを指定する、VARCHAR(128)型の入力引数です。

この関数が返す値は、fullAccessreadOnlyAccessnoAccessのいずれかです。

noAccessという返り値はユーザによる接続の試みが拒絶されることを表します。これは、derby.database.fullAccessUsersプロパティあるいはderby.database.readOnlyAccessUsersプロパティいずれにもユーザが設定されておらず、derby.database.defaultConnectionModenoAccessである状況でおきる事です。

接続権限の名前はDerbyにて使われている名前です。

VALUES SYSCS_UTIL.SYSCS_GET_USER_ACCESS ('BRUNNER')