SMALLINT関数

SMALLINT関数は数や小さな整数の書式に沿った文字列を表す、小さな整数を返します。

構文

SMALLINT ( 数式 | 文字式 )
数式
組込みの数値型を返す式です。 もし引数が数式であれば、この関数の返り値は引数が、小さな整数の列や変数に代入されたときに変換されるのと同じ値となります。 もし値が小さな整数の範囲に収まらない場合、エラーとなります。 また引数が持つ小数部は切り捨てられます。
文字式
文字定数の最大長を超えない文字列を返す式です。 先頭と末尾の空白文字は取り除かれ、その残りはSQLの整数定数の書式に沿わなければなりません。 さらにその値は小さな整数の範囲の中に収まっていなければなりません。 文字列は長い文字列であってはなりません。 もし引数が文字式であるなら、この関数の返り値は引数が、小さな整数の列や変数に代入されたときに変換されるのと同じ値となります。

関数の結果は小さな整数となります。もし引数がnullをとることがある場合、返り値はnullをとることがあります。引数がnullなら返り値はnullです。

32767.99という数を、小さな整数にするには、このような節を書きます。
VALUES SMALLINT (32767.99)
結果は32767です。
1という数を、小さな整数にするには、このような節を書きます。
VALUES SMALLINT (1)
結果は1です。